低反発マットレスと高反発マットレスを比較!どっちを買うべき!?

 

ひと昔前に大ヒットした「低反発マットレス」ですが、最近は「高反発マットレス」も主流になりつつあります。
低反発マットレスと高反発マットレス、どんな風に違うの?結局どっちを買えば良いの?など悩んでしまうところですね。
両者の特徴や違い、メリット・デメリット、またどちらを選ぶべきかの基準など、詳しくご紹介いたします!

 

 

【低反発マットレスVS高反発マットレス】それぞれの特徴

 

「低反発と高反発ってどう違うの?」とギモンのあなたのために、まずはそれぞれのマットレスの特徴をご紹介いたします。

 

低反発マットレスの特徴

マットレスの硬さは「N(ニュートン)」で表されますが、低反発マットレスは60N以下のものを言います。

 

元々はNASAが宇宙飛行士のために開発した素材です。
ロケット発射時の衝撃を吸収するための素材として生まれたものを、マットレスに応用しているのです。

 

低反発マットレスは、その名の通り「反発力が低い」ので、圧力を加えるとその圧をゆっくり吸収して沈みます。
そして、圧が離れるとまたゆっくりと時間をかけて復元します。
低反発マットレスを手のひらでギューッと押して離すと、しばらく手の形が残りますよね。

 

低反発マットレスの一番の特徴は、その「心地よい感触」でしょう。
体重をかけて横になると、かかった圧力の分だけ沈み込むので身体にぴったりフィットしてくれます。

 

硬くて平らな地面に寝た場合、腰などの重い部分は痛くなってしまいますよね。
これは硬い地面から、重さに相当する反発力を受けるためです。

 

その点、低反発マットレスはかかった圧力を吸収・分散するので、腰などの重い部位が圧迫されて痛むことがありません。
身体がすっぽり包まれて、宙に浮いたような快適な寝心地を得ることができるのです。

 

高反発マットレスの特徴

マットレスの硬さは「N(ニュートン)」で表されますが、高反発マットレスは100N以上のものを言います。

 

「高反発」という名の通り、力を加えるとポンポンと跳ね返すような反発力があります。
しかしあくまでマットレスなので感触はソフトで、硬くて痛いということはありません。

 

体重をかけて横になると腰などの重い部分は少し沈みますが、体勢を変えると沈んだ部分はすぐ元の形状に戻ります。
つまり、マットレスの上でコロコロと姿勢を変えやすいのが最大の特徴です。

 

適度な反発を受けるので「うっとりするような寝心地の良さ」はありません。
しかし、安定した寝姿勢を保てるため身体に負担がかかりません。

 

【低反発マットレスVS高反発マットレス】それぞれのメリット・デメリット

 

低反発マットレスと高反発マットレス、それぞれに特徴があるように、当然メリット・デメリットもあります。

 

低反発マットレスのメリット

とにかく寝心地が良い

低反発マットレスの一番の特徴でもある「寝心地の良さ」は、やはり低反発マットレスの最大のメリットでもあります。
身体を預けると、すっぽり沈んで身体にフィットするのでとにかく気持ちが良いです。

 

「宙に浮いているような感覚」「最高の寝心地」などと称されることも多いですね。
そのため、眠りに入るまでの時間が短くなったと言う声も多いです。

 

体圧分散に大変優れている

重さを受けた分だけ沈み込むため、体圧分散に優れています。
腰などの重い部位が圧迫されないので、血流が阻害されたり圧迫による痛みを感じたりすることもありません。

 

寝返りの回数が減り安眠できる

低反発マットレスを使用する人は「朝までぐっすり」ということが多いです。
たとえば硬い地面で寝た場合、身体の重い部分に圧力がかかり血流が阻害されます。
これを軽減するために寝返りをするわけですが、寝返りの回数が多すぎると当然眠りの質が悪くなります。

 

低反発マットレスで眠ると、圧迫される部分がないので寝返りの回数が減ります。
これにより眠りの質が向上し、朝までグッスリ安眠することができます。

 

低反発マットレスのデメリット

へたりやすい

低反発マットレスは素材が柔らかいため、どうしてもへたりやすくなります。
もちろん耐久性を左右するのにはマットレスの「密度」も大きく関係してくるため、「低反発だからへたりやすい」とは一概には言えません。
しかし、一般的には特に体重の重い人が使うほど、沈み込んで変形が大きくなるため、へたりが早い傾向にあります。

 

身体が沈むので寝返りしにくい

「寝返りの回数が減り安眠できる」というメリットをご紹介したばかりですが、決して矛盾するわけではありませんよ。
低反発マットレスは身体が沈み込むため「寝返りの回数が減り安眠できる」というメリットがある反面、「寝返りを打とうとしても身体の向きが変えづらい」というデメリットがあるのです。

 

寝返りには「圧迫された部位の血流を促す」以外にも、「体温を調整する」「身体の歪みを正す」などの意味があります。つまり寝返りには適度な回数が必要であり、多すぎても少なすぎてもよくありません。
起きている人間でも同じですが、「ずっと同じ姿勢」でいるのは良くありませんよね。

 

たとえば腰が沈み込んでいる姿勢のままでずっと寝ていれば、腰痛の原因にもなります。
筋力の弱い人にとっては特に、身体がマットレスに沈み込んでいると寝返りしづらく、ずっと同じ姿勢で眠ることになりかねないのです。

 

接着面が多いので蒸れやすい

低反発マットレスの良さは「身体がすっぽり包み込まれるような寝心地」ですが、夏場の暑い時期などにはこれがデメリットになる場合もあります。
身体が沈み込むとマットレスとの接着面が多くなるので、蒸れやすくなるのです。
そのため「冬場には心地が良いけれど、夏は暑苦しい」と感じる場合があります。

 

高反発マットレスのメリット

寝返りが打ちやすい

高反発マットレスには適度な硬さと反発力があるため、寝返りが打ちやすいというメリットがあります。
寝ている間、腰などの重い部分は多少沈み込んでいますが、体勢を変えようとすればすぐに反発して復元するため寝姿勢が変えやすいのです。

 

硬すぎる面に寝ると圧迫で腰を痛めますし、柔らかすぎる面に寝ると寝姿勢が曲がって腰を悪くします。
その点、高反発マットレスは適度な寝返りが促されるため、腰痛対策にも良いとされています。

 

体圧分散に優れている

低反発マットレスほどではありませんが、体圧分散に優れています。
適度な反発力が身体を均等に持ち上げるので、腰などの重い部位にかかる負担を分散してくれます。

 

耐久性が高い

高反発マットレスは復元力が強いため、耐久性が高いです。
硬さや弾性があるので「使っているうちに厚みが減る」ということはあまり無いです。
ただし、実際の耐久年数には「密度」が大きく関わってくるため、高反発マットレスであっても低密度の粗悪品には気をつけなければなりません。

 

高反発マットレスのデメリット

それほど寝心地は良くない

低反発マットレスの魅力と比べて、もっとも劣るのはココでしょう。

 

高反発マットレスに寝ても、それほど「気持ち良い!」と感じることはありません。
適度な硬さと反発力があるため、寝心地はいたってフツーです。

 

硬さの単位「N(ニュートン)」の数字が大きいものほど、寝た感触も硬くなります。
高反発マットレスには価格の高いものも多いため、「せっかく高額のマットレスを買ったのにたいして寝心地が良くない…」とガッカリすることもあり得ます。

 

【低反発マットレスVS高反発マットレス】どちらのマットレスを選ぶかの基準

 

低反発マットレスと高反発マットレスの「特徴」や「メリット・デメリット」をご紹介してきましたが、「で、結局どっちを選べばいいの?」という話になりますよね。
どちらにも良さはあるのですが、参考までに、選ぶ時の基準をご紹介しておきます。

 

寝心地重視なら低反発マットレス

寝心地を重視するならば、断然低反発マットレスの方が心地よいです。
高反発マットレスは硬さがある分、寝転んだ時の気持ち良さなどは特にありません。
特に、体重の軽い女性が200N(ニュートン)以上の硬い高反発マットレスに寝た場合「硬くて寝心地が良くない」と感じることもあるでしょう。

 

腰痛対策などが必要なく、「寝具はやっぱり心地よい物が良い」という場合は低反発マットレスを選んだ方が良いでしょう。

 

腰痛対策なら高反発マットレス

高反発マットレスは適度な硬さと反発力で寝返りをサポートしてくれるので、腰痛対策には高反発マットレスの方が適していると言えます。

 

低反発マットレスは身体が沈み込むので寝心地は良いのですが、一番重い腰の部分が沈み込んだ姿勢でキープされてしまいがちです。また、寝返りが打ちにくいので、朝まで体勢が変えらないということも有り得ます。そのため、「グッスリ朝まで安眠できたけれど、起きた後に腰が痛くなった」ということも少なくありません。

 

腰痛対策には「寝返りの良さ」が必須ですので、寝具で腰を痛めたくないという方は高反発マットレスを選んだ方が良いでしょう。

 

体重の重い人なら高反発マットレス

市販されている低反発マットレスの多くは、厚みが3~7cm程度です。
しかも、低反発だとかかった圧力の分沈みますので、体重が重い人が寝ると沈み込みが深くなり、底付き感が出ます。マットレスのへたりも早くなってしまうでしょう。

 

高反発マットレスは厚さ10cm以上あるものが多く、硬さと反発力もあるので、体重の重い人でも底付きを感じることなく使えます。
硬さの数値(ニュートン)が大きいマットレスほど、体重の重い人には適していると言えるでしょう。

 

いずれにせよ「返金保証」があるマットレスが望ましい

寝具選びでもっとも大切なのは「自分と寝具との相性」です。
「気持ちよさ」や「硬さ」などの表現は、個人個人によって感じ方が異なるので、結局は自分の身体で確かめてみるしかありません。

 

そのため、低反発・高反発に関わらず「返金保証」があって実際にしばらく寝てみてから返品ができる制度を設けているマットレスが、購入するには望ましいと言えます。

 

たとえば、店頭などで実際にマットレスを触って選んだとしても、「触って感触が良いもの」と「寝て身体に合うもの」とは違う場合があります。
相性の悪い寝具を使い続けて、しばらく経ってから身体に痛みが出る、というケースも少なくありません。

 

返金保証を設けているということは、それだけメーカーの自信の現れとも言えますので、品質が高い物も多いです。
マットレス選びに迷った場合は、まずは返金保証のあるマットレスを購入して実際に試してみるというのも賢い選択の仕方になります。

 

まとめ

低反発マットレス、高反発マットレス、どちらにも良さはあり、それぞれ長年愛用している人も多いです。
マットレス選びには相性があるので、低反発であれ高反発であれ、できれば気になった商品を試してみるのが良いですね。
自分に合うマットレスを見つけて、快適な眠りを実現しましょう。

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